ホームストラッシュとケノンで、どっちにしようか迷いますよね?
家庭用脱毛器といえば圧倒的にケノンが人気ですが、ホームストラッシュも捨てがたい…。
そこでここでは、ホームストラッシュとケノンの違いについて解説しています。
比較一覧表も用意しているので、ホームストラッシュとケノンの違いがパッと見で一目瞭然です。
更に、あなたが選ぶべきなのはどっちなのかも分かります。
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ホームストラッシュとケノンの比較一覧表
ホームストラッシュとケノンでは、以下のような違いが見られます。
一言で家庭用脱毛器といってもこれだけの違いがあれば、どっちにするかで迷っても仕方ありません。
比較項目 | ホームストラッシュ | ケノン |
---|---|---|
値段(税込) | 58,249円 | 69,800円 |
タイプ | ハンディタイプ | 据え置きタイプ |
出力調節 | 5段階 | 10段階 |
形状 | ガンタイプに変形 | ハンドピース |
サイズ | 約W80mm×D46.5mm×H276mm | W215mm D290mm H90mm |
重さ | 344g | 120g |
カートリッジ | 一体型 | 交換型 |
照射可能回数 | 40万発 | レベル1:300万発 レベル10:50万発 |
照射コスト | 0.18円/1発 | 0.0098円/1発 |
照射面積 | 3.6cm2 | 7.0cm2 |
連射間隔 | レベル1 1秒 レベル5 5秒 |
0.4秒 3連射/6連射 |
冷却機能 | アリ | ナシ |
美顔機能 | 標準 | 別カートリッジ |
VIOへの照射 | OK | OK |
保証期間 | 永久 | 2年 |
【解決編】あなたへのおすすめは○○!
ホームストラッシュとケノンの細かい違いの内容はさておき、まずは結論から見ていきましょう。
あなたはホームストラッシュとケノンのどっちを選ぶべきなのか、その答えをお教えします。
ホームストラッシュがおすすめな人
ホームストラッシュ バナー
- ひとりで使う
- ズボラな人
こちらに該当するなら、迷わずホームストラッシュを買いましょう。
ホームストラッシュはヘッドが回転するので、難しい背中への照射もひとりでできます。
また、冷却機能搭載のため、照射前後にいちいち冷やす手間がかかりません。
ホームストラッシュを一言で簡単に紹介するなら、ひとりで簡単に手間なく使える家庭用脱毛器です。
ケノンがおすすめな人
ケノン バナー
- 共同で使う
- 几帳面な人
こちらに該当するなら、迷わずケノンを買いましょう。
ケノンはカートリッジが交換できるため、複数人での使用に向いています。
親しい仲とはいえ、他人と同じカートリッジを使うことには抵抗を感じるでしょう。
ケノンを一言で簡単に紹介するなら、共同使用に向いている家庭用脱毛器です。
比較項目の詳細解説
ホームストラッシュとケノンの違いをサクッと簡単に紹介しましたが、ここでは少し深く掘り下げて解説します。
ホームストラッシュとケノン、それぞれのメリットデメリットが分かります。
【タイプと出力の関係】ケノンの最大出力は不明
家庭用脱毛器にはホームストラッシュのようなハンディタイプと、ケノンのような据え置きタイプがあります。
タイプの違いは出力に影響し、据え置きタイプの方が高出力とされています。
かなりザックリ言えば、出力が高い方がより高い脱毛効果を期待できる、ってことです。
そして出力は、J(ジュール)で表されます。
ハンディタイプは出力が弱いと言われますが、実は機種によって4Jから15Jまでなど大きな差が見られます。
これを踏まえると、ホームストラッシュの最大出力12J(ジュール)は、決して低出力ではないことが分かります。
一方のケノンは据え置きタイプで高出力を謳っていますが、何ジュールでの照射が可能なのかは残念ながら不明です。
ケノンの具体的な最高出力が示されていない以上、タイプの違いだけで出力の優劣を判断するわけにはいきません。
【形状】変形がデメリットを解消
家庭用脱毛器最大のデメリットが、ひとりでは背中のお手入れができないことです。
よほど体が柔らかい人でもない限り、普通は背中に手が届きません。
そんな家庭用脱毛器最大のデメリットを解消したのが、ホームストラッシュの回転ヘッドです。
上記画像のようにガンタイプに変形するため、背中も難なくひとりでお手入れできます。
回転ヘッドは、ホームストラッシュの大きなメリットだと言えます。
一方ケノンの照射器は従来通りのハンドピースのため、ひとりで背中のお手入れをしたい人にとってはデメリットとなります。
【重さ】りんごかキウイか
家庭用脱毛器は片手で持ってお手入れするため、重さは意外に重要なチェックポイントですが見落としがちです。
重ければ当然ダルくなって、いつの間にか使わなくなってしまいます。
負担に感じる重さには個人差もあるため、ここでは身近な果物に置き換えました。
344gのホームストラッシュはりんご、120gのケノンはキウイと同じくらいの重さです。
負担に感じるかどうか分からなければ、実際に試して確認してみましょう。
【カートリッジと照射数】最大照射数のカラクリ
家庭用脱毛器には、「照射可能回数」や「最大照射数」が表記されています。
どちらも同じ意味ですが、多い方がお得って思いますよね?
でも実はコレ、照射レベルに応じて変化するんです。
例えばケノンは「最大300万発」をメリットとして謳っていますが、これは出力レベルが最低の1の場合です。
最初から最後まで最低出力のレベル1で使い続けるなんてあり得ないので、300万発を鵜呑みにしてはいけません。
ちなみにケノンのレベル10での最大照射数は、50万発です。
一方ホームストラッシュの最大照射数40万発は、出力レベルに影響されません。
全身脱毛が何回できるかという比較で、ホームストラッシュは600回、ケノンは1,200回(最大出力の場合)という数字が出ています。
最大照射数よりも現実的な比較のため、むしろこちらを参考にするべきです。

全身脱毛で自己処理不要になるまでには、脱毛サロンでは18回程度の施術が必要とされています。
ホームストラッシュでも全身脱毛は600回もできるので、照射回数は決して少なくありません。
どっちを選ぶにしても、照射回数を使い切ってしまう心配はありません。
【照射コスト】根拠が不明
家庭用脱毛器の商品説明にはよく、1発当たりの照射コストが記載されています。
例えばケノンなら0.0098円/1発、ホームストラッシュなら0.18円/1発となっています。
ですがこの照射コスト、実は根拠が不明です。
ケノンの場合、「同時購入プレミアムカートリッジを9,800円で購入した場合」という注意書きが非常に小さな文字で書かれています。
2022年12月現在、該当のカートリッジは見当たりません。
代わりに、ケノン本体と同時購入専用品としてはスーパープレミアムカートリッジ(12,800円)が用意されています。
例えばケノン本体には最初からスーパープレミアムカートリッジが付帯していますが、更にスーパープレミアムカートリッジを同時購入した場合、最大照射数は計600万発となります。
69,800円(本体)+12,800(追加カートリッジ)=82,600円
82,600円÷600万発=0.01376円(1発当たり)
表記の0.0098円より高くなります。
ホームストラッシュも同様です。
58,249円÷40万発=0.1456円(1発当たり)
表記の0.18円より安くなります。
ただ、ホームストラッシュとケノンのどっちにするかを判断する上で、照射コストは重要ではありません。
それよりも、全身脱毛が何回できるかで比較した方が、よほど参考になります。
【照射面積】狭い鼻下への対応
ホームストラッシュのようなカートリッジ交換ができない一体型の家庭用脱毛器で気になるのが、鼻下など狭い部位への照射のしやすさです。
照射面積が大きいほどお手入れ時間は短縮できますが、だからといって大きさ的に照射できない部位があったら意味がありません。
でも、ホームストラッシュは鼻下にも問題なく照射できる大きさですし、かといって全身脱毛も20分程度で終われます。
ホームストラッシュはカートリッジ交換できませんが、デメリットに感じることはありません。
ちなみに、ホームストラッシュの照射面積は3.6cm2(12mm×30mm)、ケノンの照射面積(スーパープレミアムカートリッジ)は7.0cm2(35mm×20mm)です。
ケノンで鼻下など狭い部位に照射したい場合は、別売りのストロングカートリッジ(4,980円)を同時購入した方がいいかもしれません。
ストロングカートリッジは狭い部位専用で、照射面積は4.5cm2(15mm×30mm)です。
照射面積が大きい方が所要時間が短く照射数も節約できますが、別売りカートリッジを購入しなければいけないかもしれません。
カートリッジを交換できる点はケノンのメリットですが、同時にデメリットも含んでいることは要チェックです。
【冷却機能】照射ごとに保冷剤で冷やすのは正直面倒
ケノンには冷却機能が搭載されていないため、照射の前後10秒間はしっかり冷やすようにと説明書に記載されています。
冷却に使う保冷剤は基本的には各自で準備しますが、保冷剤2個を追加でもらえる方法もあります。
詳しくは(※)購入ページの下の方に記載されています。
火傷防止の安全対策とはいえ、正直めちゃくちゃ面倒くさいです。
照射するより冷却している時間の方が長くなるなんて、どっちがメインなのか分からなくなります。

ケノンは0.4秒間隔で3連射もしくは6連射が可能ですが、その前後に10秒ずつの計20秒が冷却時間となります。
手早く済ませたい人には、ケノンは使っていてイライラするかもしれません。
もしかしたら、せっかく購入してもすぐに使わなくなってしまう可能性すらあります。
一方のホームストラッシュには冷却機能が搭載されているため、照射のたびにいちいち保冷剤を当てる必要がありません。
また、冷却機能が搭載されていることで、照射時の痛みの軽減にも繋がっています。
家庭用脱毛器をストレスなく安全に使いたい人には、断然ホームストラッシュがおすすめです。
【美顔機能】一石二鳥でお得
ケノンは美顔器としても評価が高く、ヤフーショッピングの美顔器ランキングで1位を獲得しています。
とはいえケノンを美顔器として使うには、別売りのスキンケアカートリッジ(本体と同時購入なら3,980円)を購入する必要があります。
スキンケアカートリッジはあくまで美肌ケアが目的で、脱毛効果は備わっていません。
また、脱毛器としてのケノンの顔への推奨照射範囲は鼻から下となっています。
顔のその他の部位に照射している人もいるようですが、何かあっても自己責任なのでおすすめしません。
一方のホームストラッシュには、デフォルトで美容機能が備わっています。
脱毛しながら同時に美肌ケアもできるので、一石二鳥です。
もちろん、美顔器としても利用できます。
しかもホームストラッシュなら、目の周りを除く顔全体に照射できます。
【VIOへの照射】ケノンの改善
ケノンはこれまでIOラインへの照射は非推奨でしたが、最近になってIOラインへの照射にも対応しました。
これで安心して、ケノンでもVIOに遠慮なく使用できます。
一方のホームストラッシュも、VIOへの照射は認められています。
家庭用脱毛器の中には以前までのケノンのように、IOラインには使用できないモノもあります。
【保証期間】転売品や中古品は当然対象外
ホームストラッシュにもケノンにも、保証が付いています。
ケノンはメーカー保証1年、ホームストラッシュは初回交換永久保証です。
また、ケノンは延長保証が無償でついてくる場合もあります。
そして当然ですが、保証対象は公式サイトや公式ショップでの購入に限ります。
メルカリなどのフリマアプリやオークションなど、転売品や中古品は保証の対象外です。
どっちを選ぶにしても、購入するなら公式サイトからが鉄則です。
まとめ
ホームストラッシュとケノンを比較してきましたが、どっちを選ぶべきか結論は出せたでしょうか?
最後にここで、まとめておきます。
- 最高出力はホームストラッシュが12J、ケノンは不明
- 背中のお手入れは変形するホームストラッシュの方がやりやすい
- 重さはホームストラッシュがりんご、ケノンがキウイ
- 最大出力での全身脱毛換算で、ホームストラッシュは600回、ケノンは1,200回照射可能
- 照射コストは出力レベルに影響される可能性があるため、あまり参考にならない
- カートリッジ交換できないホームストラッシュでも狭い鼻下に照射しやすく全身脱毛も20分程度で終わる
- ホームストラッシュは冷却不要、ケノンは照射前後にそれぞれ約10秒必要
- ホームストラッシュは美容機能搭載で一石二鳥、ケノンは別売りカートリッジが必要
- 保証期間はホームストラッシュが初回永久、ケノンは基本的に1年
以上を踏まえた上での結論が、こちら。
- ひとりで使う
- ズボラな人
- 共同で使う
- 几帳面な人